腰痛放浪記 椅子がこわい

shimoさんまささん経由で。
なーんかピンときて、すごい気になってた
今年の初めから 辛い腰痛に悩むオカン用に図書館で借りてきた
とりあえず薦めるからにはねと 自分が読んだら、
これね 腰痛じゃないあたしが読むべき本やと思ったわ!
これは、死ぬのを考えるほど辛い腰痛に悩む筆者の体験記。
有名作家なので、金銭的な余裕があるのが貧乏な私にはしゃくに障るが(笑
民間療法だの、除霊だの、噂を聞けば九州から東京に出向く、ジェットセッターなくだりは
フィクションだと妄想してスルーしておいて、
後半の、作家である彼女と、主婦である彼女と、主治医との対話が身にしみた
わたしの場合は主訴「眠れない」ということで治療を受けているわけですが
あたし含め(筆者とはちょっと違うと思うけど)
心身症」の出る人に共通するのは、(注:統計的ではありません)
「我が強いこと」(いい意味でも悪い意味でも)
このことについては、先日の上京の折に、お世話になっていた方から指摘され、
あまりに的を得ていたので
「そうですねー!」とカンゲキして言ったら、
「今までは『そうですねー』なんて絶対言わなかったぞ。
全てにおいて、ちょっとした会話で自分の意見をいちいち押し通す所があるなんだよお前はあー!!」と
しばし説教され、
「そうですわ〜」とうんうんとおおきくうなずき、
「とりあえず自分以外は全部どうでもいいことにして生きろ!」とぴしゃりと言われたのです。
という、最近の出来事とダブりまくるくだりもありました。うむうむ
と、腰痛とは関係なく、わたくしなりの視点で読ませていただきました
とにかく面白いから読んでみてください
読書の遅い私でも2時間半くらいで一気に読めました
さて、オカンの反応は。


腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)

腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫)