四万十川 砂美


丁度東京から帰ってきたばかりの、両親との遠出が、高知県四万十川砂浜美術館でした。私がやむなく四国に引き返すことになった原因は、いまだによく分からないのですが、その日のことはよく覚えています。その日を境に私は一睡もすることができなくなってしまいました。フルマラソンを走って、沢山お酒を呑んだ後も薄く1〜2時間いま眠ってたかい?くらいな感じ。「これが3ヶ月続いたら病院へ行こう」と思ってました。3ヶ月経って 生活や仕事でぽやぽやするようになったので、知人の紹介で病院へ行きましたところ 大量のお薬をいただきました。その頃は大阪に実家がありましたので、連休の折につけ大阪と東京を往復する日々でした。ふと、おくすりの量に疑問を持ったことがあって、たまたま同級生にお医者がおり、くすりを見せたところ「こんなに沢山呑んでいる人は初めて見た」と言われました。それがきっかけみたいなものになって、わたしは嫌々東京を離れることにしました。やったー大阪!と思った束の間 すぐに実家が転勤、なれ親しんだ大阪に住むことはなく(やむなく)四国へ。したら、四国のお医者さんも同じことを言いましたので、東京の高名なお医者は一体なんだったんだろう。眠れないのはいまだにそうなので、東京でのわたしはどんだけだったんだろうか。。。
話はそれましたが、それから毎年5月3日は、砂浜美術館。必ず行くことにしています。


ここを知ったきっかけは、まだおちゃらけて走っていた頃に見つけたマラソン大会がきっかけです。エントリーは終わっていたものの、その様子を見てみたいなと。
今までは、小豆島へ帰省する友達と一緒に日帰りで行っていました。帰りのフェリーの時間に間に合うように、滞在時間1〜2時間で、移動時間が10時間くらいとなかなかハードでした。今年は夜中に出て一泊してのんびりすることにしました。毎年楽しみにしていてくれている友達には悪いけどね。


今年のメンバーは、その2008年の砂美で知り合った、当時高校生で写真部だった女の子と親父さんとわんこや、私の高校のクラスメイトとその彼氏など。私のカヤックをキャリアに積んで4:00発、中村のかわらっこ7:30着。9:00からみんなで川下りのツアー。父子とわんこ家族、カップルはカナディアンカヌー、その他はポリのレクリエーショナル艇、私は自艇。5キロほど上流に高級観光バス(!)で連れられて、簡単なレクチャーの後それぞれに乗りうらうら川下り。ラブなのに水の嫌いなわんこは終始嫌そうな顔。水量少なく、沈下橋からダイブはあきらめる。13:00解散、お弁当買って砂美へ向かう最中雨。会場でおべんとうを食べる頃には大雨。ここで、また写真のお友達と再会を果たして、撤収。銭湯に行って、向かいのスーパーで明日の食材買って、ファミレスでごはんを食べて、テ泊。思いのほかさぶくて思いっきり風邪を引いてしまった。



翌日は微妙に晴れ。うす曇でダルマ朝日見られず。のんびりテントを撤収後、砂美の浜にタープを張りその下で昼寝。私がひたすら寝ている間に、皆はわんこを砂に埋めてサンドアートを楽しんでいた模様。帰りにかつおのたたきを食らって19:00解散。朝晩、今までにない寒さだったので、来年はカッパとフリースはマスト。四万十川はゆったりで岸もなだらかなので、沈脱してもすぐ足が着くから安心。