奄美２日目 - awosan

5:30 ちょー天気よし！素晴らしいダイビング日和。目が覚めると、目の前がパラダイス。お宿にチェックインしたのが夜だったので、真っ暗で何も知らなかったのです。テラスの前には、アダンの木と静かな遠浅のラグーン。部屋を回りこむように、その海を終点に持つ小川が、流れていて、ときおり雨を含んだ沢山の水を、まるで吐き出すようにして滝が現れます。滝つぼにはフナのような魚が飛び回るように生き生きと動きまわっていました。素泊まり３５００円の宿、プライスレス。

今日は10:30にショップの人がお迎えに来てくれます。それまでゆっくり身支度を・・・とおもって、前日、商店で買っておいたパンと牛乳で朝ごはん。牛乳を開けたら、ドロドロしていて、重湯みたいな変なものが出てきて狼狽。味は、甘くて、お米を細かくつぶしたものが発酵している、なんとも奥ゆかしくもとい　表現しがたい味。どうやら、間違えてみき」という飲み物を買ったようです。牛乳の横にあって、パッケージがあまりにかわいくてわざわざ「こっちがいい」と買ってしまったのでした。ちなみに、この「みき」、奄美で昔から飲まれているもので、島の神様（名前忘れた）の祭事のときにふるまう「お神酒」から由来しているものだそうです。して「ミキ」やられたし。一口でギブアップ　ごめんよ島んちゅ。

のんびりだらだらしていると、お迎え時間が45分も早くなり9:45ピックアップ。今日は３ボートダイブです☆ショップに着いたら、ウエットスーツに着替えてボートに乗ります。船の名前はみんな女の子の名前を付けるそうです。おもしろいですね。

　ポイントは、北部の入り江にある「山本スペシャル」。山本さんが見つけたからこう呼ばれているそうです。ポイントは１つですが、コースはいくつかあり、１本目は、日本で６種あるクマノミのうち５種が一気に見られるというコースをとりました。友達も一緒に入りました。

私は、ボートエントリー（ボートから水中に入ること）は初めてで、足から普通に入ろうと思ったのですがいきなり「バックロールやって」と言われてバックロールエントリー。テレビでよく見る、ボートのへりに座って、タンクの重さでくるっと後ろに倒れて入水するやつです。何と体験ダイブ２本目の友達も、バックロールエントリー！ボートから出たロープを使って潜降しました。やっぱりタンクの重みで何度もひっくり返り、フィンが脱げたり、おちついたと思ったらタンクが背中からずれてまたコケて何度も緊急浮上しました（危）。クマノミは全部見られました。めっちゃカワイイ◎　ニモのカクレクマノミにつつかれました。子育て中なので、親の警戒心が強いみたい。あと、滅多に見られない黄色い細長い魚（名前調べ中）も見られてすてき。でもスキル不足でインストラクターにおんぶにだっこでした。１１年前はこんなことなかったのになあ。凹んでおわり。初めて水中写真もしました　何が撮れてるのだろうか不明。ただいま現像ちう。

にーもにーもにも

　お昼はショップのテラスでハヤシライス（大盛）。水中はあまり動かないようでいて、体温を奪われるのでお腹が空きます。疲れます。
　２本目は「ハナゴイ」というポイント。壮大に広がるさんご礁の大きなテーブルの世界が、突如、果てしなく広がるような砂地に変わります。砂地では、擬態魚をたくさんみました。インストラクターさんに「どこにいるか分かる？」といわれたけど、全く分からなくて　ちょっとつつくと　姿を現して逃げて、また砂の色になりました。ガーデンイール、ノコギリダイ、イソドケアリ（花みたいなの）、立って泳ぐちいさなアオキハゼ、目が赤く光る不思議なアカメハゼの群れなどを楽しみ、エキジット。だいぶ中性浮力が取れてきました。上体を起こしたまま、浮上するようなら、ＢＣ（ジャケット）の空気を抜くこと。危ない危ない。でも楽しくなってきました。友達は、ボートの上で休憩。

　３本目はすぐさま「山本スペシャル」の「離れ根」というところへ。　

砂場を東に潜行すると、　ぽつんと根っこのようなさんご礁があらわれます。そこに沢山の生物が共生しています。友達も一緒にバックロールエントリー。私は、ロープなしで潜降。先に下で待っていると、友達もすぐやってきました。すごすぎ友達。普通は、耳抜きが出来なくて潜降はかなり時間がかかります。他の人達もいたのですが、１０分程待っても水面にいたので、先に離れ根へ。

　しばらく砂地が続きました。透明度最高！テンションあがるちゅうねんー　みんなを待っている間に、インストラクターさんがバブルリングやの、色々な芸を見せてくれました。

離れ根は、人気のスポットで、しばらく先客が過ぎ行くのを待ちます。わたしも調子にのって仰向けで、光さす水面を写真に撮ったりぶらぶらしていました。

やっと感覚が戻ってきました。水中でぴたっと止まって好きな体勢でごろごろするるのは本当に気持ちよいです。

フラッシュに反射しているのか　変なぶつぶつがいっぱい
スカシテングダイの群れと離れ根　

　離れ根には沢山の生物が共存していて、特にこの時期は、幼魚が多く　かわいかったです。スカシテングダイは、ものすごい数で、私たちもその中を泳ぎます　魚が逃げるかと思ったのですが、逃げなくて　一緒にいられます。おんなじいきものやなあと思いました。でもこのちっちゃな子達が生き残るのはほんの一握り。出会えてほんとにラッキーでした。
　色んなタイが多かったです。エビ、ヒトデを観察、ナマコで遊びました。マクロの世界でした。うん、友達と一緒に潜れてほんと嬉しかったです。みんなと会話はできないけれど、楽しい気持ちは伝わります。

　夜はまたみんなと一緒に晩御飯「OHANA」ここはほんまにおいしかったです。空港からわりと近いです。

昆布と豚の塩煮（だったような）うまうま
もずくの天ぷら　我が家も定番おかずです　お塩でいただきます
ゴーヤちゃんぷるー　我が家でもヘビーローテのメニューです
塩豚のマリネサラダ　うまー
スパイシーな手羽先　呑まずにはいられない
イカスミのオムライス　これはリピートしなければ

最後は　パンナコッタ　凍ったいちごの中に練乳が　美味すぎて泣けた