奄美4日目 

閑話休題

 6:00 お天気がよろしくない。雨が降りそう。毎日眺めた目の前のビーチで、スノーケリングをしました。遠浅で、視界も悪かったけれど、1時間半くらい 何も考えず、泳ぎながら遠くの朝日をただひたすらにぼーっと眺めたりしていました。途中、錨の朽ちたようなものが海底に沈んでいて、そこに、笑ったおじさんの顔のような背中を持ったフグと、小さなブルーの熱帯魚などが住み着いてたので、ぷかぷか ひたすら眺めてました。気がつけば1時間半。


 して 取り違えたか、取り違えられたかで行方不明の 友達のラゲッジのありかが明らかになりました。伊丹行きのリムジンバスで、別の方に間違えられてピックアップされ、ANAで出雲へ飛んでいたのです。「そもそも奄美空港ではないのではないか」という推理がずばり当たりでした。ちなみに、リムジンバスは、荷物を預けるとき番号札などをもらいません(関西の場合)。
 そして、空港のカウンターへ荷物を預ける際、荷物にタグを付けられますが、団体予約の場合 航空会社に問い合わせても、荷物のナンバーから、搭乗者が全く割り出せないということを知りました。JALの場合ですけど。でも、帰りの荷物札には、きちんと名前が印刷されていました。よくわかんない。
 という訳で、奄美空港に預けた別の方の荷物は すぐに宿泊先に戻ってきました。彼女は、誰のものかもわからない荷物を引きずって旅をすることになりました。空港さん、事情をくんで 預かっていただけたらと思ったのですが。責任がないと分かると手のひらを返されてしまいました。友達、結局海にも行けずの旅だったようです。で、昼前に荷物の主と連絡がつき、幸い大阪在住で、出張で3泊4日ということで、帰りが同日なので、なんとかなったようです。不幸中の幸い 良い方だったようで、一安心でした。
 
 そんなやりとりをした後、先乗りしていた、わたしと友達は14時発の帰りの便まであと2時間になりました。昼食は、どうしても食べたかった奄美の鶏飯(けいはん)。勧められた「ばしゃ山村」のレストランへ。


まず こんなのが出てきます お漬物は、パパイヤでした。美味!


次に おひつに入ったご飯と 鶏で取ったダシ


ご飯の上に、具を載せて、ダシをたっぷりかけて お茶漬けのように頂きます。
これは本当に美味しかったです \1500
無理して食べに行ってよかった・・・ 滞在時間15分。おひつのご飯も完食 あたしら偉い!

 
 レンタカーを返して、雨降る奄美を後にしました。またリピートするよ。ハマった。到着した大阪は、あまりに涼しくて 季節が変わったのを感じました。

 今回の旅は、地図もガイドブックも持たないという目標が、私の中にあって、流れるようにさすらおうと思ってました。楽しい旅仲間、旅先の人々とご飯を食べて、お話をして、いろんな経験ができたし 車の運転も4年ぶり。やればできるのかもと思ったり。いつも旅する心を目の前に置いて生活してゆきたいと強く思いました。

フィルムで撮った写真はまだ現像中なので また適当に日記の合間に入れます。