椿山課長の7日間

最近はぼちぼちと、積ん読の消費。波は激しいが、本が読めるようになってきたのはほんとにうれしい。
最近は重厚な歴史モノが多いけど、さっくり読めて笑えて泣けちゃう浅田作品激しくラブ。
自分や、身近な人と符合して考えさせられた。主人公は全員だ。大人も、子供も、みんな孤独やなあ。
最後のオチは鼻水たらして泣けた。やられた。上手い。上手すぎる。
この、人情に泣かされてやられた感は、浅田作品でしか味わえない。やっぱり好きだー
あまりに好きすぎて、どうしても会いたくて、初めてテレビ局で出待ちした人物は浅田氏でした
朝6時に某局へ行ってひたすらにスタジオ前にしがみついてました
少しはげ上がった、背の丸い中肉中背の、地味な「おっさん」でした
首が少し短くて、肩幅が広かったかな。
「おやじの背中」という言葉にぴったりな浅田氏の背中。
(今日わが町で講演会があったらしいと今知った)


椿山課長の七日間 (朝日文庫)

椿山課長の七日間 (朝日文庫)