ダイトレ

第35回 大阪府チャレンジ登山


ウワサのこわいこわい丸太階段登り下り地獄のダイヤモンドトレールをゆく大会に参加してしまった恐怖の記録。


5時起床→6時発(車)→7時会場着(途中コンビニでパンとおにぎり1個づつ食べる)ホラポスの監督&和尚さんと合流。ダイトレに行くことは、特にインフォせずここに備忘録程度に書いただけだけど、おふたりがハイキングで御一緒してくださったー。ほんとにありがとうございますm(__)m友達と5人で参加だけど、私は走らずの単独行で考えていたので、嬉しいー。受付でスタート時間を自己申告して記入してもらい、Tシャツをいただいた(かわいい)。山岳マラソンの部は、別場所で受付の後(分かりにくかった)名前を呼ばれて10分ごとのウエービングスタートだった。

  • 【CP1】スタート「道の駅ふたかみパーク當麻(たいま)」(7時15分発)

7時15分に監督と和尚さんと共にそそくさとスタート、マラソンの部の仲間は後れて7時50分スタート。てくてく舗道を歩いていると、昨年優勝したランママさんが後ろからいらしたので、監督と一緒に応援をおくりながら、自分にも少しがんばれと思わせる。ランママさんちっちゃくて格好よかったよ。スタートから南下して住宅街を通り、大池を右に見て岩屋峠ルート〜万葉の森ログハウス
岩屋峠にある巨大な倒木の下をくぐったりして楽しいー春うららのんびり。山桜と春の日差しと暑さにまじる寒さを満喫。まだダイトレコースじゃないよ
photo by かんとく

  • 【CP2】竹内峠下(万葉の森ログハウス)

竹内峠下とは、万葉の森ログハウスだった。森を抜けて、広い駐車場に出た。そこがCPになっていて、スタンプマップにはんこを押してもらった。エイドは飴のみ(食べず)。県道166号線を横断し、釣堀のある池を3つ4つ左に見ながらのんびり。前に監督、後ろに和尚さん。「エアサロあるで〜」「食べ物あるで〜」なんかプチ三蔵法師状態である。申し訳ない。

  • 【CP3】岩橋山(9時17分着)

池を越えて本格的な登りに入るあたりで、「ダイヤモンドトレール」の目印を見つけ、ダイトレと合流。とにかく混雑で道幅も狭いし急な登り、右を空ける気持ちでランナーに追い越してもらいながらすすむ。平石峠までに眺望が良く、奈良側を見渡す。花粉か砂塵か、くしゃみ鼻水きつい。下りは軽く走る。監督についてゆく。平石峠の登りから丸太階段。階段は、不規則で高さも幅も奥行きもちぐはぐだ。うまくリズムがとれなかった。岩橋山でお水と飴のエイド(水もらう)。大阪側を広く臨む。ベンチに座り5分ほど休憩、ザックの胸部ベルトが肋骨に当たり痛いので位置を変える(アザができてた)。ここまでの、「山と高原地図」のコースタイムは約4時間。約半分のペースでやってきてかなり驚いた。そんなに走ってないんですが。

岩橋山からは、きつい下りときつい登りの丸太階段と見上げる人の波しか覚えてない。ドSコースだ。うひー。そんなコースを、監督が先に行きつつのんびり待っててくださったり、下りで走って先導してくれた。ああありがたい。「こんなんあるで〜」って出してくれた、ペコちゃんのペロペロキャンディをなめながらいたらかなり元気になった気がする。ほとんど水分しか摂ってなかったような。食べ物あまり欲しくなかった。食べたらよかったのかなあ。標高700m辺りから息が苦しくなってきた。休み休み行く。先に監督が待っていてくれている。休憩中、後ろの仲間3人がやってきた。みんな元気に悪態をつきながら走っていた(笑)一緒に巻き道を少し走る。みんなは先に行ってしまった。私はペースを落としてゆっくり行く。日向の強い太陽と寒い日陰の繰り返しに目がチカチカ。このへんの丸太は、きちんとフラットにカットされていて踏んでも大丈夫な状態に整備されていた。天まで届く素敵な丸太階段(というかただ人しか見えない)を2セット登りきったら、山頂だった。友達が座っておにぎりを食べている。ここから目標の金剛山を目指したかったが、DNFした。仲間と、14時に下山すると打ち合わせしていたので、このままでは金剛山に到着して、エスケープするとタイムオーバーだと思った。思うより脚にきているし、呼吸が浅く空気が薄い気がした。こんなのは初めてだった。昨日の体調と、帰りの車を運転する可能性もあると思ったので、ここで降りると仲間に言うと「ええー」といわれた。ほな先に行くわーと行ってしまった。がんばれー。監督と和尚さんにも申し訳ないけど、先に行っていただくことにしてお別れした。初級の行程で、チューチュバッグの水1.5Lとクエン酸ペットボトル500mlを完全に消費してしまった。チューチューバッグに水をいただく。みんなを見送った後、しばしぼーっとした。ソイジョイ2本とパワージェル1本を食べて昼食。少し回復。結局塩キャラメルは食べなかった。

  • 【CP5】水越峠(1:37 /12時13分着)

最後尾にいる仲間のK君を葛城の頂上で待ち、一緒にエスケープするつもりだったが、汗で身体が冷えてきたので、動きながら連絡をとることにした。景色を楽しみながらゆっくりと降りる。人の列と地面しか見ていなかったので、やっと余裕ができて楽しい。遠くに金剛山が見える。美しい景色だなー。沢に沿っての石階段は濡れてぬかるんでいた。ゆっくり降りる。下りがあまりに急階段で、ロープが張ってあった。「走行禁止」と張り紙があって、スタッフが何度も呼びかけていた。一人が行けるだけの幅を、後ろからすごい勢いで降りてくるランナー達。走ってないけど、こわい。気をつけて行くも、気持ちが切れていたのか、下りの途中何度か足をすべらせて前のめりに転倒。脇にそれて靴の裏を見たら、グリップがかなり磨り減っていた。もう5年くらい前に買ったレオナ。ソールが浮いてきている。降り切ったところにCP これでおしまい。


県道を奈良側に走り下山中、監督と和尚さんから美味しそうなカレーの写メ。峠から金剛山まであと2kだったかなー。「水分(みくまり)神社」で休憩。男梅うまうま。食べきる。ちいさな素敵な神社だった。ここで初級ゴールのK君に車でピックアップしてもらい、終了。ほかの3人はゴールを目指すので、先回りして天見駅へ。15時頃2人ゴール、その後監督と和尚さんがゴールしてきた(ハイキングですけどw)。みんな揃ったのは16時。14時じゃなかったら、もうちょっと行けたかなという思いがよぎって、かなり気落ちしてしまった。羽曳野の延羽の湯に行きごはんを食べて0時前高松着。長い一日だった。