四万十川ではじめてのOWでした。

高知で出会った変なおっさんお兄さんのお誘いで、四万十川を泳ぐ大会に参加してきました。今月で還暦の母ちゃんの分も、勝手にエントリー。50の手習いで始めた母の水泳は、丸10年をむかえました。母ちゃんの水泳は、母と、家族を助けたと思っています。母ちゃんは更年期の肺炎と喘息が治りました。実家が広島のとき、交通事故で重傷を負い、仕事を抱えて帰れない親不孝娘のわたしや、親戚の居ない不慣れな土地の父は、母の水泳仲間の広島の人々に助けてもらいました。次の転勤先の大阪のクラブでは、週5で毎日3k泳ぎたおし、香川に転勤した時には、レベルの合うクラブが無いほどになりました。交通事故以外、休まず泳いでいる鼓膜のないスイマー、母ちゃんへの押し売り親孝行。我が親ながら尊敬しています。最近は、塩素による中耳炎がひどく辛そうです。四万十なら、塩素が入っていないから、きっと大丈夫だろうという私の勝手な解釈です。ちうわけで、母と3.5kmの部に参加しました。

今回のメンバー 女子3名 男性5名 +父(母の引率係)。
19時発のラブワゴン 盛り上がるトーク(主にシモーネ)高知に入った途端、雷雨。えらい降りよう。不安すぎ。
南国ICで夕食、23時過ぎに高知県中村市の宿着、0時就寝。雨は小休止するも、夜中に再び雷雨で目が覚めた。
7時起床。と言ったリーダー「知らん」「そんなに早く出なくてもええやん」
「あんたが言うたやん」ということで、
まったり。コンビニでコーヒーを買って、8時過ぎに5分先の会場着。

晴れてるけど、遠くの空が果てしなく黒い。昨日の豪雨で、河原の駐車場はスリップする車多発。

受付で腕にマジックでゼッケン番号を書いてもらう。
参加者は、ウエットスーツか、腰にヘルパー(浮き)着用が義務。
わたしはさらに飛び道具「プルブイ」追加!

駐車場で泳ぐ格好に着替えて、開会式とストレッチ体操。
ゼッケンごとに13台のバスに分かれて乗車 点呼。3.5k上流のスタート場所へ移動。
バスを降りた途端、豪雨。。雷がこわい!すいません。呼んだのはあたしですたぶん。
川に入るまでの道が、思ったより長くて険しかった。足袋を履いて正解〇
川に入り、30分待機。腰まで浸かって待機 ほどよく増水で楽しそう
ラッシュガードの私でも寒い。母ちゃんはマスターズ用の競泳水着一丁。
この間がいちばん辛かった。
で、泳ぐ魚をながめたり、うなぎの仕掛けにうなぎがかかってないか探したりしてヒマつぶし。
スタート。
サケの産卵のようなスタートの群れを見届けた後、最後尾からのそのそ。
歩くより、浅瀬で蹴伸びしたほうが速いのでそうする。
顔すれすれの浅瀬 コワオモロイ!
増水で、なにもしなくても流れて流れてすいすい。
でも、キュートな浮き輪で流れるマダム4人衆には勝ちたいなーと思いちょっとがんばる
流れに乗って気ままに泳ぐと、「水は最短距離を走る」習性ですぐに足のつかない深いほうへ運ばれる。運ばれたー
沢山の釣り船が見てて、教えてくれた。ありがとうー 軌道修正。
小さな瀬をゆらゆら越えてまたもや楽しい時間。誰も見えない。
あたしって速いかも?
深いところはクロール、浅いところは手をかくことも出来ないため、蹴伸びで流れる。
たのしいーーーー
ちんたら景色を楽しみつつ、沈下橋の下では、エディが出来ているので要注意。ちょっとがんばる。
ゴールのブイを見て右に曲がり、岸に上がって、腕に巻いたチップをタッチ。終了〜約1時間でした。
母ちゃんは私より10分以上早くゴールしていた。しかも、オール平泳ぎで。なんで? 
ゴール地点では、カヌーに乗った人々や、ダッキーに乗ったカヌー犬とおじさんが楽しそうに見ていた。
完泳証をもらう。わたしはおたのしみ賞が当選していて、
四万十のり佃煮などなどが当たりました。やっほい

さて帰りは、おたのしみ「黒潮本陣」にてカツオのたたき定食。んまいよ 



19時帰宅 くたくた 四国は小さいけどなかなか広いです。

母ちゃんには、塩素の害はなくてよかったけど、
「もう出ない」と言われてしまいました。
子供の頃の沼で遊んだトラウマがよみがえったらしい。足が着かないとか。
とにかく、みんな怪我なく無事にゴールできてよかった。
カヤックに通っている吉野川の、激流のイメージではなく、
四万十川はゆったりしていて、スケール大きく、川底は、まあるい小石がころころしている川でした。
スタッフの皆様もすばらしくて、運営もしっかりしていて、安心して楽しめました。
わりとざっくばらんで、ふんどし一丁とか、飛び道具OKとか、浮き輪とか、PFDもありですし、
参加賞のTシャツが水着の少女マンガなのが気になるんですけど、
それを含めてもすごく良い大会でした。
来年は5kに出ます???